2012年始動 !!

皆さんご存知の通り、昨年の「1年を表す漢字一文字」は「絆」でした。
東日本大震災の未曾有の被害の大きさ、筆舌に尽くしがたい悲しみの大きさに、被災地の人々はもちろん、多くの日本人が打ちのめされ、心の中にいつも「しこり」のような暗い影を持ち続けた1年であったように思います。
年始のご挨拶に、「おめでとう」の言葉を使うことにためらいを持つ方も多いとのことです。よくその気持ちは分かります。しかし、「早く日常を取り戻したい。」「迎える年が希望の未来への始まりであってほしい。」という願いを込めて、私は、あえて大きな声で言いたいと思います。

日付が変わり、年が明けたからと言って、その悲しみが消え、被害の修復が終わるはずはありませんが、「絆」という言葉のもと、日本の人々が一つになって、再び立ち上がろうとする気持ちを新たにするには、やはり、「新年を迎える」という意味は大きいと思います。被災地から離れたところで毎日の生活をする私達ではありますが、自分たちの生活を一生懸命続けることが、そしてその中で、少しでもいいから、東北のものを買ったり、節電に努めたり、節約して義捐金を送ったりすることが、「絆」の一つになるのだと思います。
私は、いつも年始には、「今年も家族みんなが、無事1年を過ごせますように」と願うのですが、今年は、何と言うか、もっと大きな意味で、「よし、今年は頑張るぞ!」と、 気持ちを引き締めました。そんな方も多かったのではないでしょうか?
我が家のお正月は、昨年に引き続き、岐阜のスキー場で迎えました。冷たい空気の中、白と黒の水墨画のような自然の風景を眺めていると、「凛とした」気持ちになれます。
超イイ天気の山頂で、ボードのセッティングで座っていた宇希と宙士が、「見て!」というので顔を上げると、抜けるような青空と眩しく光る雪山、空に浮かぶ一塊の雲。二人が気が付いたのは、日光に輝く遠くの山肌にできた、でっかい黒い影でした。宙士は「今までに見た太陽の影で、一番デカイな。」と、しばらく見つめていました。
雲が、上空の強い風により右へ流されていきます。と同時に、その影もまた、山肌を這いながら、まるで大きな生き物のように遠くへと去っていきました。後には、再びキラキラと輝く白銀の山々が現れ、素晴らしい大パノラマを見せてくれました。
今年一年が、この景色のように、凛とした厳しさの中から、明るい希望の光が差し込むことを祈っています。













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